飲食店へのワインの持ち込みはあり?なし?初めてのBYO!

ワイン
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こんにちは。成瀬です。
先日、お祝い事があったので美味しいごはんを食べながら美味しいワインを飲もうと思い、行きつけのダイニングにワインを持ち込ませていただいて乾杯しました。
でも、行きたいお店にワインを持ち込んでいいのか、持ち込みに対してお店のオーナーとしては正直どう思っているのか色々気になってしまいますよね。
また、私の知る限りいわゆる街のイタリアンや気軽なフレンチくらいだと持ち込み料は安くて2,000円、くらいで普通3,000円くらいかなと思います。
今までで一番高かったのは10,000円です。まぁ、そのお店で置いているワインを考えるとそれでも安い方だとは思うんですが。
ワイン持ち込みのメリットは自分のお気に入りのワインをお気に入りの料理と合わせられること、記念日に記念ヴィンテージを開けられることなどありますが、正直言ってコスパがすごくいいですよね!
そこで、私なりの持ち込みルールをご紹介したいと思います。

持ち込みのポイント
  • 事前に電話で確認。この時に持ち込み料も確認しておく。
  • 初めてのお店でいきなりの持ち込みは避ける。
  • 出来れば来店時にお店のお酒も注文する(乾杯のスパークリングなど)。
  • お店にあるワインは絶対に避ける。
  • 感謝の気持ちを伝え、お店の好意で持ち込ませてもらっていることを認識する。
  • お店の料理に相応しいワインを持ち込む(極端に安いワインは避ける)。
  • 品質管理のため、古いものは事前に預けられるか確認し、預けておく。
  • 抜栓時間もこだわりがあれば伝え、あまりわからなければソムリエに任せる。
  • なぜこのお酒このお店で合わせたかったのか分かってもらうためにも少しばかりお裾分けしてあげられるとなおスマート

事前に電話で確認。この時持ち込み料も確認しておく。
まず、持ち込みについての考え方はオーナーによりそれぞれなので予約時などにストレートに聞けばよいと思います。持ち込み出来ないお店については、ホームページなどに明記されていることが多いので事前に確認しておくことをお勧めします。
なお、お店によっては古すぎるワインだと抜栓が出来る、出来ないの問題でお断りされるケースもあると思いますので古いワインを持ち込む場合はそれも伝えるとよいと思います。

初めてのお店でいきなりの持ち込みは避ける。
お店としてはまず自分たちの選んだワインを試してもらいたい。そういう気持ちがあります。
まずはお店の用意したお酒を試したうえで持ち込みをするかどうか考えましょう。
ただ、例えばどうしても記念日に記念ヴィンテージのワインを開けたいような場合、初めてのお店であっても事情を説明したうえで、電話で問い合わせると分かってくれるお店もあると思います。
なにごともコミュニケーションが大事ですね。

出来れば来店時にお店のお酒も注文する(乾杯のスパークリングなど)。
お店としてはお店のお酒を飲んで満足して欲しい。当たり前ですよね。なので、持ってきたお酒だけではなく、出来ればお店のお酒も注文しましょう。
あまり量が飲めなくて難しい場合は、後で書きますが持ち込んだワインをお店のソムリエさんやシェフに残しておいてあげるのも良いと思います。

お店にあるワインは絶対に避ける。
これは絶対厳守です。
オーナーとしては、自分の出す料理に合うように自分たちが選んだワインを大体という気持ちがある一方で、お客さんの思い入れのあるワインを自分の店で開けてもらえるということに対する喜びも感じられると思います。
自分たちの知らないワイン、または仕入れていないワインについてのお客さんの希望を叶えるためなら納得もいきますが、お店でわざわざ用意しているワインを持ち込むのは恐らく全く理解できないと思います。
ただ単価を安くしたいがためだけの持ち込みはお店の人も非常に不愉快になります。
お店のワインが気に入っているならそれを教えてもらえたことへの感謝も含めてお店で注文しましょう。
ワインの持ち込みは、例えば記念ヴィンテージとか、どうしてもこのお店の料理にこのワインを合わせてみたかったなど、ストーリーがあったほうがお店の人も納得しやすいですし、そういう使われ方をすることが逆に嬉しく感じることもあります。

感謝の気持ちを伝え、お店の好意で持ち込ませてもらっていることを認識する。
持ち込み料払ってるんだからいいだろうという心構え、態度だとお店としても面白くありません。
持ち込ませてもらったことについて素直に感謝の言葉を入店時に伝えましょう。
予約時でも入店時でも、美味しい料理とお気に入りのワインを合わせらるのが楽しみですということを伝えられるとお店としても非常にうれしいと思います。

お店の料理に相応しいワインを持ち込む(極端に安いワインは避ける)。
極端に安いワインを持ち込むと、お店側からすると自分たちの出している料理がそのワインくらいとしか釣り合わないという風に思われていると感じてしまいます。
スーパーやコンビニで買ったような安いワインの持ち込みは絶対に避けましょう。
逆に、高すぎるということにはあまり問題はないと思いますが、例えば街のバルのようなお店で5大シャトーを持ち込んだりすると逆にお店の人が恐縮するかもしれません。バランスをもって持ち込めばいいと思います。
私の感覚だと、例えば一人あたりの料理が1万円くらいのお店に行くような場合なら、少なくとも4、5千円以上のものにした方が良いと思います。もちろん、値段がすべてではないと思いますので安いワインを持ち込む場合には、安くてもいかに素晴らしいワインかを伝えると誤解も生じないと思います。

品質管理のため、古いものは事前に預けられるか確認し、預けておく。
これは、楽しむ側の問題ですが、せっかくの良いワインでも振動で澱が舞ってしまい本来の味が楽しめなくなることがあります。
古いワインに関しては出来れば数日、遅くても数時間前にはお店に預けた方が良いです。
なお、白や泡についてはそれほど気になったことはありませんのでよほどでない限り赤ワインに限定して考えていいように思います。

抜栓時間もこだわりがあれば伝え、あまりわからなければソムリエに任せる。
これも楽しみ方によりますが、大体ダイニングやレストランでの滞在時間は2時間から3時間程度だと思います。抜栓が遅すぎて本来のポテンシャルが引き出せず残念に感じるケースがありますので気を付けましょう。食べ終わるころにやっと開いてきて。。。ということも良くありますのでお気を付けください。

なぜこのお酒このお店で合わせたかったのか分かってもらうためにも少しばかりお裾分けしてあげられるとなおスマート
珍しいワイン、貴重なワインなどはお店のソムリエの方も興味津々です。
ほんの少し残してお裾分けしてあげられるとスマートだと思います。
もちろん、絶対ではありませんが感謝の気持ちを形に表してみてはいかがでしょうか。
そのワイン、もし持ち込みではなくお店で頼んだら2倍、3倍の値段のはずです。
それを頼むのに比べたら。。。安いものです!

上記の点に気を付けて持ち込めばお店に対して嫌な思いをさせることはまずないと思いますし、場合によってはお店のことをすごく高く評価していることが伝わることもあると思います。
美味しいワインを美味しい料理とコスパ良く!そしてお店との関係も良好に!
うまく利用すればいいことばかりになりうるので上手に使ってください。
以上、ワインの持ち込みについてでした。

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